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技術ブログ

人はなぜキーボードを切断してしまうのか

前回切断したのはじつに2007年のことで、そのモチベーションなどについてはこちらに発表資料がある

さて近年ErgoDoxの普及などで分割キーボードに注目が集まっており、個人的にも作業姿勢(スタンディングデスク使用)との兼ね合いから興味があり、よしとりあえずその辺のキーボードを買ってきて切ろうという勢いが出てきたのでProgress Touch Retroと糸鋸などが購入された。

これがProgress Touch Retroです。ヨドバシ店舗で「USB接続、テンキーレス、US配列、黒軸」という条件のキーボードが発見できなかったのでテンキーありのものを買った。 キーボードにおいては2016年もこのようなことが度々発生するため、DIYの必要性は未だ存在する。

背景がスポーツ新聞なのはコンビニにそれしかなかったからです。皆さんは本当にどうでもいいことを気にする。

開封の儀

基盤は二層。ベタGNDがしっかししていて、ノイズ対策に気を使ってるようにみえる。

Progress Touch Retroの基板について興味を持つ人がいるかもしれないので多めに写真を掲載しておきます。

フム。

オアーッ(ハンダ吸い取り機でがんばる)

スイッチはコツを掴むと割と簡単に抜けます。

スイッチを全部抜くことで鉄板が外れます。

そして鉄板を切る、ピンバイスと糸鋸でひたすらがんばる(さすがに電動ドリルくらいは使ったほうが良かったと思います)

基板も同様にがんばる、鉄板よりマシだろうと思ったがそれほどでもなかった(糸鋸の刃がバンバン折れる)

アーーーッ、アーーーーーッ(切れた)

そのままだとSpaceキーが片方にしかないので、基板の空いてるスペースに穴開けてスイッチ増設した。

次は左右のモジュールを配線していきます。これが三層以上の基板でなくて本当に良かった。二層が人類の限界。

ホットボンド過程など省略しますが、できた!!!!!!!!!!!!!!!!!!

両手の配置を調整することで負荷が減ってかなり良くなりました。

おわりに

おい、そういういいものがあるなら先に言え、おい(工作の数ヶ月後に発売されました)(会社用に買った)

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